仕事を終えて帰ろうかと思った時、
別の部署の女性が自分の所にきました。
何かシステムの問い合わせかと思ったのですが、
どうやら退職するらしく、今日が最終出社日とのこと。
寝耳に水だったのでびっくりしましたが、
30秒程度の会話をしてお疲れさまでしたと声をかけたら、
これからも頑張ってくださいと逆に激励されて帰られました。
こういう時、どういう会話をしたらよかったのかなぁと、いつも悩みます。
もっと気の利いた会話ワードを用意して、
ありがとうの感謝を伝えて見送るのがよいと常に思うんですが、
唐突に言われると全然頭が回らないし、
キョどったオタクみたいにアワアワしたくないから口籠ってしまう。
その人は仕事では数回しか問い合わせ来てないにもかかわらず、
自分の所にお世話になったと挨拶しに来てくれました。
自分は入社した時に、最初に製造現場に行ったんですが、
ちょうど応援で現場にいたのがその人で、
一緒に仕事をしたのをいまだに覚えてます。
そんな、何気ない思い出を話したらよかったのか、
いや、相手はそんなの微塵も覚えてないから言わなくて正解だったのか、
帰り際に言われたので家に着くまでの車の中でずっと自問自答してました。
おそらく金輪際会うこともないだろうから軽く挨拶して終わった今回のパターンは
間違いではないだろうと信じたい。
きっと半年後には顔も名前もぼんやりして忘れてしまうかもしれないけど…