あらすじ
会社で働いていると問い合わせがあったり、問題が発生したりします。
そんな時、タスクの管理が煩雑になったり、過去の事例を調べようとしても調べるのに時間がかかるなど
別の要因で時間を浪費することがあります。
そんな手間を省き効率的に業務を遂行できるようにタスクの一元管理を目的としたのが
タスク管理ツールであり、「Redmine」と呼ばれるツールになります。
先日会社でRedmineを紹介するプレゼンをしてきました。
これで参加した人の心を鷲掴みに出来たと思いましたので、
一人でも多くの人が会社に導入して無駄な作業を省き、効率的に仕事ができるような環境を作れるように
プレゼン資料を載せておきます。
少し改変している部分があるので、使用する場合はカスタマイズしてください。
プレゼン資料
Redmineの活用について
■現在の〇〇チームについて
現在、〇〇チームには多くの障害や問合せが毎日のように来ていますが、そのタスクの管理が煩雑となっており、以下のような問題が発生しております。
- 誰がどのタスクを受け持っているか完全に把握できていない
- 誰の作業がどのようにひっ迫しているのか把握できていない
- 担当者の現時点のタスク状況が把握できていない
- タスクを管理する一元的な閲覧場所がなく、漏れる可能性が高くなっている
- 問合せの解決方法を特定の担当者しか把握していないため属人化している
■Redmine導入のメリット
Redmineを導入することにより、大きく以下のことが解消できます。
- タスクの可視化
- タスク振分けの簡略化
Redmineではタスクを「チケット」と呼ばれる単位で作成でき、個人またはチームに割り振ることができます。そして、チケットには「作業予定日・実作業日」「担当者」「優先度の高低」「作業結果」などを記載することができるため、後から作業内容を共有することができます。
タスクの担当を別の人に振ることが容易ため、「担当者が不在のため作業が不可能」という状況を極力減らすことが可能となります。
個人またはチーム全体の状況を把握することで、チームの運営を円滑に進めることができます。
■Redmineの課題
Redmineの導入で上記の恩恵を得られる一方で、他サービスよりも「最初に使うには難易度が高い」という課題があります。しかし、他サービスと違い、導入したグループに適するよう改良していくことが容易です。
Redmineと他サービスを料理で例えられることがあり、Redmineは「家飯」、他サービスは「サイゼリヤの料理」と言われています。
サイゼリヤの料理は価格が安く様々なメニューがありますが、料理の質は決まっているため、注文した個人・グループが本当に満足する味の料理は来ないという欠点があります。
家飯の場合、時間と手間がかかってしまいますが、その手間をかけることにより、本当に欲しかった味になるため、満足度ははるかに高いと言えます。
■将来的な活用法
○社内Wiki
〇〇チーム内のタスク管理を効率化するのはもちろんですが、Redmineには強力な検索機能が備わっており、GoogleやYahooで検索するように情報を検索することが可能となっております。特定の単語を検索するのに数秒かからないほどの速さを実現しております。
そのため、例えば障害対応の情報を書き留めるプロジェクトを作成し、その中に添付ファイルやリンクを徐々に増やしていき、検索結果を充実させたいと考えております。
○メール機能
メール連携機能も充実しており、タスクが割り振られた場合に更新通知を受け取ることによってタスク忘れを防ぐことも可能となります。
○日報
Redmineのチケットを日報として利用するというチームが存在します。日報とチケットを紐づけたりすることで担当者の日々の作業報告が分かりやすくなりますし、単語検索で取りまとめやすくなります。また、毎日Redmineを開くことになるので、「Redmine離れ」を防ぐ効果もあります。
■まとめ
Redmineはタスク管理ツールのみならず、情報共有サイトとして〇〇チームの重要な資産となると考えております。
以上