工場実習が始まって3週間が経過しました。
前回までは生肉を成型するラインでひたすら肉を投入して筋肉痛になったり、
調理された肉が冷凍庫に入りカチカチになった物をひたすら保管庫に入れて手先が冷えたり、
クリーンルームに入って肉体労働したりとハードワークでした。
今回は袋詰めされた商品をただひたすら手作業でダンボールに詰めて
ピッキングするという作業を永遠と1週間ぐらいやってました。
かなり腰にきました。そしてコルセットを巻く羽目になってます(笑
かなりキツイですが辛いと休憩できますし、
出来ないことは出来ないって言っても無理強いするようなことはないですし
分からないことは丁寧に教えてくれますし、かなり良い環境ですね。
- 体調不良になったら「健康管理できてないお前が悪い」とか小言を言う人は居ません。
- 質問しても「なんで分からないの?」って突き放すキツイ年上の女上司は居ません。
- 法律重視だから打刻して残るとかサビ残の概念は全くない。
- 「なんで帰るの?」って残業強要する人は居ない。
- トラブルでもないのに残ってるのはおかしいという一般常識がちゃんとある。
- 残業自慢する人は居ない。
- 徹夜自慢する人は居ない。
- 「バブルの頃は〜」とか懐古厨は居ない。
- パートのおばちゃんの方が役職者よりもなんか力が強いからなわけでもない。
- 「〜って奴はクソ」とか他人を罵るような人は居ない。
- 経営者がちゃんと変わっているから会社の空気が変化している。
- トイレでスマホ弄ったり昼寝する人は居ない。
今の会社はみんなそれぞれタスクを持ってて時間内に終わらせたいし、
終わったらもう帰るし、終わらなかったら明日やるか
夜勤の人にバトンタッチして定時で帰るって感じなんですよね。
あと分からずに作業して事故が起きたら会社傾くから上司の人は積極的に教えてくれます。
体調不良も優先度が高くて具合が悪いと
真っ先に医務室に連れていかれるか休むようにってなりますね。
せっかく来てくれた従業員が怪我しないようにだったり、
具合悪い時に作業して事故が起きたら会社も従業員も損するっていう認識でした。
…やっぱりIT系の会社とは違うなぁ。
35年も経営者が変わってない会社とは違うなぁとしみじみ感じます(笑
「IT業界は転職が激しいから」「IT業界はキツイから」って考えで酷使させるような人が
割と多かった気がします。
食品業界も肉体労働が多いからキツイですが、
管理会計の概念というかコストの計算とかちゃんと考えられてて
使い捨てという考えがまずないですね。
全部が大事な資産であり価値あるものみたいな感じでなんともホッコリしました。
後半愚痴っぽくなってしまいましたけど、
転職して初めて分かることって多いですね。
SESとか客先常駐で働いてて分かった気でいましたけど、
知らないことってまだまだ多いですね。
まだまだ知りたいですし経験していきたいと思います。