書籍情報

書籍名

お父さんが教える 13歳からの金融入門

 

著者

著者:デヴィッド・ビアンキ

訳者:関 美和

 

発行日

2016/7/20

 

目次

第1章 カネ、カネ、カネ

第2章 おカネのいろいろな支払い方

第3章 株式市場はかっこいい

第4章 株を売買してみよう

第5章 オプション(知ってると友だちに自慢できるよ!!)

第6章 ファンド(めちゃくちゃ大きなおカネの停留所)

第7章 債券と譲渡性預金(退屈だと思ったら大まちがい!)

第8章 企業分析(マジで、これをやるとすごく賢くなれる)

第9章 おカネを借りる(絶対に、借りすぎないこと!)

第10章 金利(寝てるあいだに儲けよう)

第11章 純資産(君の持ち物の価値は?)

第12章 税金(安ければ安いほどいいね)

第13章 経済(ビジネスの中のビジネス)

第14章 ベンチャーキャピタルとプライベート・エクイティ(大きく儲けて、大きく儲ける)

第15章 おカネに賢く(クラスでいちばんになろう!)

第16章 これでおしまい――じゃなくて、これが始まり

 

 

書籍要約

大好評! 7万部突破のベストセラー! ! ビットコイン、ユーロとドル、ヘッジファンド……きちんと説明できますか? アメリカの中高生が学んでいる、お金の稼ぎ方・増やし方・使い方を、やさしく紹介。

「おカネの話は、退屈でもなければ、気後れするようなものでもないし、すごく複雑ってわけでもない。知っておくべき基本原則は単純だし、わかりやすいイラストつきなら、どこの国の若い人たちだって、おカネや投資や株式市場のすべてが理解できるはずなんだ。……それでは、行ってみよう。おカネと投資と株式市場の世界への旅に、いざ出発だ。」 ――はじめにより

お金の仕組みや投資の基本は、学校でも家庭でもほとんど教えられていません。大人になって金融業界に就職して初めて学ぶ、あるいは、一生知らずに過ごす、という人も少なくないのではないでしょうか。 本書は、これを憂えた弁護士の著者が13歳の息子に書いた数ページが元になって生まれた1冊。お金の種類(ドル、ユーロ、円、ビットコイン……)やクレジットカードの仕組み、株式チャートの見方といった初歩から、債券、企業分析、ファンド、PE(プライベート・エクイティ)とは何かにいたるまで、おカネの稼ぎ方・増やし方・使い方の基本を、たくさんのイラストと一緒に楽しく解説します。

 

 

書評

お金の支払い方は小さい頃に習うのに、お金の貰い方や稼ぎ方は誰も教えてくれません。

 

世の中のほとんどはお金があればなんとかなることがほとんどですし、

お金がないと生活できないので、

本当であれば小さい頃からこうした勉強は必要だなと思いました。

 

そして、まだ金融に関して何もしらないなら30歳でも40歳でも遅くないので、

この本を読んで知識を取り入れるべきだと思います。

 

本書のなかで個人的によかったのは

企業の分析をするには最低限どこを見たら良いのか」を知ることができた所です。

 

株を買う前に、投資家が考える基準が以下のように書かれてました。

  1. 株価
  2. 株価収益率
  3. 過去の業績
  4. 市場シェア
  5. その会社の商品の市場全体
  6. 新しいテクノロジー
  7. マクロ経済の影響
  8. 清算価値
  9. 経営陣
  10. 買収の標的になるか?
  11. 知的財産
  12. 配当があるか

 

昔とある製薬会社の株を買って、大損したことがありました。

その時は「株価が上がっているから」という短絡的な考えで買っていたので痛い目を見ました。

 

コロナ禍の状況であらためて製薬会社の実情を調べたことで、

今ではよほどの資産がない限りは製薬系の株は買いたくないと思うほどになりました(笑

そうした下調べの際には上記のリストぐらいは調べておかないと、将来的に大損すると思います。

 

お金を稼ぐためにはどうしたらよいかを今後もっと学んでいかないといけないなと感じました。

 

 

参考

オリラジの中田さんがやってるYoutube大学チャンネルで紹介されてました。