ExcelやWordなどのOffice製のファイルが強制終了する事象に遭遇したのでその解決策を紹介します。
事象
ExcelやWord、PowerPoint等のファイルを開くと、
それまで開いていたファイルが強制終了します。
保存しますかの確認メッセージも出ずに強制終了するので、
やるせない気持ちになります。
環境
OS :Windows 10
Office:Office365(Microsoft365)
原因
事象が発生する直前に実行した「Officeのアップデート」が原因です。
アップデートによって各Officeアプリのキャッシュに不整合が起きて、
強制終了するようです。
ちなみに一度開いたファイルを再度開くとこの事象は発生しません。
が、開いたことのないファイルを開くと再度全部ファイルが強制終了します。
解決策
解決策はOffice系のキャッシュ削除になります。
Excelのキャッシュ削除
Excelのオプション、保存、キャッシュのクリアでキャッシュを消す
Officeのキャッシュ削除
以下のフォルダにあるキャッシュを退避or削除します。
「%LocalAppData%¥Microsoft¥Office¥16.0」
「OfficeFileCache」フォルダ名を
「OfficeFileCache_old」に変更する
※開かない場合は「%LocalAppData%」だけ打って地道にフォルダを進む
これを実行した後、しばらく様子を見てましたが、
再発しませんでした。