あらすじ
Google Cloud Platform(以下 GCP)を使うと
誰でも簡単にWordPressのサイトを構築できることがわかりました!
備忘録も兼ねて紹介していきます。
GCPのWordPressランチャーを使うとWordPressのセットアップまで全てを自動でやってくれます。
細かい設定をしたくない場合やちょっと弄るレベルであればとても簡単です。
GCPで構築する理由
AWSやAzureは大規模&高額向け
AzureはWindowsをベースに展開していて、企業など法人をターゲットにしています。
AWSは法人も個人もターゲットにしていてプランも豊富にありますが、
設定が複雑で玄人向けになっています。
個人で使えて且つ簡単に始められるクラウドサービスを考えるならGCPが一番でしょう。
ドメイン以外は無料で構築できる
以前AWSでウェブサイトを構築しましたが、
独自ドメインの設定をしたら月0.5$(消費税込みで0.54$)かかってしまいました。
ケチっているわけではないですが、できるなら最初は安く済ませたいですよね。
GCPであれば独自ドメインの紐づけを無料で簡単に設定できるんです。
最初からバズるようなブログはない
有名人でもないかぎりブログを立ち上げたら、
何万PVもアクセスするような超人気ブログは存在しません。
そんな状態で何千円もサーバー費用を出しても正直無駄ですし、
「どん判金ドブ」状態でしかないと思います(笑
最初は無料で初めてコツコツ設定を弄って記事を書き、
アクセス数が増えてきてからサーバーのスペックを良くしたり、
別のサーバーに移行するのが賢いやり方でしょう。
用意するもの
GCPアカウントのみ!
(WordpressはGCPについてます)
Google Compute Engineの操作
画面右上の「三」マーク(ハンバーガーアイコンと言います)を
クリックしてメニューを開きます。
その中の「Marketplace」をクリックします。
WordPressのランチャーから起動
Marketplaceの仮想マシンの中にある「WordPress」という項目をクリックします。
次の画面で「COMPUTE ENGINE 上で起動」というボタンが出るのでクリックします。
初期設定をする
必要な項目を編集してデプロイボタンをクリックします。
デプロイは数分で完了します。
設定の説明は下記になります。
項目名称 | 説明 |
---|---|
Deployment name | インスタンスの名称。 後で見た時に分かりやすいように変更してください。 |
Zone | どの国のサーバーを使うか選ぶ項目。 初期値のままで大丈夫です。 |
Machine type | サーバーのスペック。 初期値のままで大丈夫です。 |
Administrator e-mail address | 管理者用のメールアドレス。 必須入力です。 |
Install phpMyAdmin | データベースを管理するためのツールを入れるかどうか。 初期値のままで大丈夫です。 |
Boot disk type | 初期値のままで大丈夫です。 |
Boot disk size in GB | 初期値のままで大丈夫です。 |
ネットワーク | 初期値のままで大丈夫です。 |
サブネットワーク | 初期値のままで大丈夫です。 |
外部IP | 初期値のままで大丈夫です。 |
Firewall | Allow HTTP TrafficとAllow HTTPS Trafficに チェックを入れます。 |
Stackdriver | 初期値のままで大丈夫です。 |
自動設定されたIPアドレスを直接入力してみる
完了した後、画面に表示されているIPアドレスを入力するかクリックすると、
WordPressの画面が表示されます。
これでWordPressのサイトを作ることができました!
今後は本格的にブログサイトを作るための細かい設定を紹介していきます。
以上!